若い職人たちが生み出す、現代版ギルド

kokorone工房

少し前の話になりますが、友人である、靴職人(という表現が正しいのかわからないですが)の
室根夫婦(Co. & Kokorone)が、「足と靴の日」というイベントを自分たちの工房で開催すると聞いて、
遊びに行ってきました。
工房の中は、彼らのオーダーメイドの革靴や冷え取り靴、赤ちゃん靴、革小物が展示されているだけでなく
他の作家さんの作品・・・冷え取り靴にあわせられる冷え取り靴下、HPにエッセイを掲載している友人作家の
草木染のバッグ、若いリフレクソロジーさんによるフットマッサージ・・・が展示されていました。

私も以前、オットのオーダーメイドの靴をつくってもらったのですが
室根夫婦のつくる靴のクオリティの高さはもちろん、友人として顔の見える人につくってもらえる
安心感と、何より彼らのものづくりに対する真摯な姿勢に信頼を寄せて、ぜひとお願いしたのでした。

彼らは靴づくりを生業にしていますが、お客様は彼らから靴だけを買うわけではないのだと思うのです。
センスや、ものづくりにかけてきたひたむきな努力、ストーリーにお金を払っている部分もあるのではないかと。
彼らがほれ込み集めてきた他の作家さんの作品も、なぜだか親近感を持って買いたくなるから不思議です。

でも、きっとこれが、現代版ギルドなのだと思います。
職人たちが「想い」や「スタンス」で共感してつながり、
お互いのコミュニティの中で紹介しあい、経済活動をしていく。

中世の時代、ギルドは、地域というつながりの中で、職人同士が結びつきあって
コミュニティが形成されていました。
現代は、技術の進化によりボーダーレスでつながれるようになり、
「想い」や「スタンス」でつながり、コミュニティが生まれる。

これからますます、個人の時代になっていくと言われています。
現代版ギルドがどんどん増えていったら、もっともっと、面白い社会になるでしょうね。

Co. & Kokorone
「自分たちの工房やHPをひとつの場として、いろんな人がつながっていけたらいいと思う」
そんな想いをもって、靴づくりを中心にいろいろな活動を展開する室根夫婦。
彼らのHPには、「365日のエッセイ」というコーナーがあり、全国各地の友人たちがそれぞれの日常を
つむいでいます。私も東京担当として映像エッセイを寄稿しています。
ご興味のある方はこちらから・・・

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