紅白で大島優子さんがAKB48卒業宣言をしていたのは記憶に新しいですが。
AKB48、賛否両論ありますが、私は好きです。
好きと言うか、人を魅了する装置として、興味深いと思うのです。
なぜなら、AKB48は「自分を売り出したい」という女の子が200名以上集まって
どうやったら人々から支持されるかを身を削って試行錯誤する
壮大な実験場だから。
巷にいたら間違いなくそのコミュニティの主導権を握れるほどの
端麗な容姿の子であっても、顔がキレイなだけで、総選挙の順位が
あがる訳ではないのです。
たくさんの人から支持され、応援される子は、ストーリーがある。
そんな彼女たちから、私のような一般人が学ばない手は無い。
「ただの流行りでしょ」と片付けてしまうのはもったいない。
ということで「AKB48から学ぶ個人サバイバル論」を
しばしば投稿していきますね。気まぐれに…。
今回は、総監督として秋元康はもとよりメンバー、そして
多くの国民からの(笑)信頼が厚い、たかみな(高橋みなみ)の発言から。
あるテレビ番組で、NMB48のリーダーである山本彩(通称:さや姉)さんと
たかみなの対談がありました。
さや姉は総選挙の順位が年々上昇し、2013年は念願のTOP16(選抜)入り
を果たした、人気が高まっているメンバーです。
そんなさや姉に、たかみなが、こんなアドバイスをしていました。
「チャンスが来たら、スケジュール見て、“ただでさえ忙しいのに
これ受けたら寝る暇なくなる”…と思うんじゃなくて、何がなんでも
全部掴み取った方がいい。でないとそのチャンスは他の子のところに
行くだけ。そして同じチャンスは2度と来ないから」
このとき、たかみな22歳、さや姉19歳。
今の日本で、こんなセリフを言う社会人がどれだけいるだろう。
よく「チャンスの女神は前髪しか無い」という言葉がありますが
彼女は、そんな言葉より深く、チャンスというものの気まぐれさと、
チャンスをつかむ人の代替性をとてもシビアに理解している。
寝る暇を惜しんで働くことを肯定している訳ではありません。
チャンスが来たときにスケジュール確認して断ってる暇ねーぞ!と
22歳のたかみなに、背中を叩かれるような気がしたのです。
そうやって必死で何かを捨て、つかんで来た人にしか見えない世界が
あるのだと思います。
ということで。
チャンスが来たら、スケジュールを見るべからず
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