サイバーエージェント藤田社長とサイボウズ青野社長の言葉に見る「必要とされる人材」

サイバーエージェントの藤田社長が、大晦日と年始にブログを更新されていました。
どんなに企業が大きくなろうとも、自分の意志を軽やかに社会に発信する藤田社長。
これぞリーダーですね。

年始のエントリも面白かったですが、大晦日のブログで、興味深いことが記載されていました。

”ネット業界は新しい業界とはいえ、
一部の非常に新しいものを除いては、
徐々に経験が必要になってきています。
我々にはその経験もあります。

私はコミュニティやゲームなどのサービス
で当てられるのは、1度か2度失敗した
経験のある人たちだと思ってます。

一発目で当てられるとみんな考えるのですが、
それは説明困難なほど、難しいのです。”

ネット業界では、エンジニアという共通のスキルを持った人材が
流動的に企業を渡り歩く、そして若いエンジニアがサービスを立ち上げ
急拡大していく…そんなイメージがありますし
他の業界と比較すると、その色は確かに強いと思います。

藤田社長が、“必要なのは1度や2度失敗した経験のある人たち”
“ネット業界は徐々に経験が必要になってきている”
と語るのは、私には少し意外でした。

そして、以前撮影でお話を聞かせていただいた、サイボウズの青野社長の
コメントを思い出しました。
青野社長は、社長就任当初高い離職率に危機感を覚え、社員がライフスタイルが変わっても働き続けられる、人事制度を整備されていきました。
社員が育児休暇をとりやすいように、社長自ら育児休暇をとったのは、とてもハッキリと分かりやすいメッセージですよね。
そんな青野社長は「社員のことを考えた、素晴らしく働きやすい会社ですね」と言われると「違う!」と一蹴すると話していました。「これは至極合理的な経営判断なんです。継続的に積んできたエンジニアの経験を維持することの方が合理的だから」と。

藤田社長も青野社長も、エンジニアを短命とは決して思っていない。
スキルで割り切れない能力・経験こそ価値である、と。
社員が継続的に力を発揮できる環境を用意することと、会社がパフォーマンスを発揮することは、常に同じベクトルで考え実現できるお2人は、すぐれた経営者なのでしょうね。

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