
ファレル・ウィリアムスの楽曲「Happy」に合わせて、原宿の街を色々な人が踊る「HARAJUKU HAPPY」という動画が、公開後ものすごい勢いで再生&シェアされています。twitterやFacebookからシェアされてきて、観たという人も多いでしょう。これ、ムーブメントの構造はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー(恋チュン)」にそっくりなのです。
音楽にあわせて、竹下通りや表参道、裏原など、原宿らしい場所で、原宿っぽいオシャレな人たちが楽しそうに踊るこの動画。原宿ファッションの若者や相撲の力士など、いわゆる”cool japan”を連想させるシーンがたくさん散りばめられています。原宿以外でも、関西(神戸・大阪・京都)や沖縄といった国内の都市だけでなく、韓国、パリ、ロンドン、スロバキア、アブダビ、サイゴンなど世界中で独自のバージョンがつくられ、YouTube上で公開されています。
「Happy」というメジャーな音楽を横串にして、様々な都市で自発的に独自のバージョンの動画がアップされる動きは、昨年ムーブメントになった「恋チュン」ムーブメントに構造はとてもそっくりですね。
楽曲のムーブメントの起こし方としては、ひとつのテンプレートになりつつありますね。派生バージョンのレイヤーを揃える(恋チュンならば”組織”、Happyならば”都市”)ことが肝かな。そこのコントロールは最初にしていそう。

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