仲間がCEOに! | 今代司酒造 田中洋介氏「日本酒から日本を元気に」と思い続け、ゼロから34歳でCEOに

先週金曜日、浅草「おと」で開催された純米酒の会に参加してきました。友人たなっちこと、新潟の今代司酒造の田中洋介氏がこの度、CEOに就任したということで、そのお祝いも兼ねての宴でした。

●シェアハウス+小料理屋で、日本の食文化を輸出
会場となった「おと」は5月にオープンしたばかりの小料理屋さん。そのコンセプトが素敵でした。店長は元野村総研のコンサルタント。仕事で海外に出張する機会が多く、現地で日本食を食べる機会があったが、形ばかりの日本食が多く、もっと日本の食文化を世界に広めたい…ということで、浅草に「おと」をオープンさせたそうです。1〜2Fが小料理屋さんですが、建物の3F以降はシェアハウスにしていて、海外から日本の食文化を学びたいとやってきた人たちに住まいを提供し、浅草という土地で日本の文化や食を学んで、ゆくゆくはそれぞれの国に帰って広めてくれたら…という狙いがあるそうです。

●「日本酒から日本を元気に」と思い続け、ゼロから34歳でCEOに
その話を聞いて、友人の田中洋介氏が昔、撮影で話してくれたことを思い出しました。彼はもともと、会社の同僚でした。その後、シンガポールに渡り、アルビレックス新潟のシンガポールのクラブチーム運営にあたります。そのとき、東日本大震災がおこり、「大好きな日本酒で日本を元気にしたい」と、新潟の小さな小さな酒蔵・今代司(いまよつかさ)酒造の経営マネージャーの募集に手を挙げ、ほとんど縁もゆかりもない新潟に単身飛び込み、社長の下で広報・営業などを手探りで手掛けていきました。

  
そして3年目の今年、社長から経営を任され、CEOに就任しました。もともと酒蔵に務めた経験や知識があった訳ではありませんでした。だって4年ほど前までは、一緒に会社員をやっていたのに。

●日本酒とは全く関係がない経験を、チャンスに変えた
純米酒の会で、田中氏に経営を渡した前社長(現会長)にお話しを聞く機会がありました。

彼(田中くん)が来てから、海外経験があるということで、国内外のメディアの取材も多く入るようになった。経験を強みにして、ウチの酒蔵を変えていってくれた。あとは日本酒に対する情熱。本当に好きなんだよね。だから大丈夫だろうと思いました

というようなことをお話ししてくれて。学校卒業後から日本酒の道を突き進んでいなかったからこそ、その経験を酒蔵の強みに変えることができていたんだなあ、と。

そんな田中氏が、CEOになる前のちょうど1年前、ドキュメンタリーを撮影させていただいていました。この頃から、日本酒への情熱と、自分の経験を経営へと昇華させていく手腕の片鱗を見ることができます。

私が今代司酒造のお酒を本当に美味しいと思うのは、間違いなくそこにたなっちがいるからだと思います。

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・今代司酒造
http://www.imayotsukasa.com

・浅草「おと」
http://oto.jpn.com/asakusa/

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